2016年08月30日

自分自身の持つ治癒力を信じる

医師というのは自分が患者を救ったように錯覚してしまうことがあり、患者もまた、医師によって救われたと信じていることが多いものです。

けれど、医師の力だけで救うことはできません。医師はたまたまその場に関与したにすぎません。

患者が医療においてまったく受身であれば、病からの癒えを実現するのは困難です。早く治って元気になりたいと望むことも含め、痛みや治療に耐えたり、明日に希望を持ち続けたりといった、病む人の前向きな行動や気持ちが、病からくる不安をなだめ、病いそのものを癒す力を強くしているのです。

癒しの力は、その人自身が内に持っているということです。

進行したガン患者に音楽療法が癒しの力を発揮することがあるのも、その人の持つ治癒力が音楽によって支えられるからです。

医師はどんな患者にも本来備わっているその力をうまく利用して、あるいは眠っているその力がふたたび働き出すよう、専門的な立場から支援をしているに過ぎないのです。

悲しみや困難を乗り越えていく力は、誰もが自分のなかに持っています。そのことを強く信じることが大事です。
posted by 田村 季山 at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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