人は生前、自分の全力を出し切って生きていれば、死に臨んでも「まあ、あれだけやったんだから、まずこの辺で満足するほかないな」という心になるものです。
だから、「どんなに努力したって、この世に心残りがないというわけにはいかないだろう」と思っている人があるかも知れませんが、実際、真にこのわが身、わが心の一切を捧げ切る常住捨て身の生活、命がけの生活をしていれば、悔いなく死を迎えられ、この世に心残りはなくなるものです。
2016年09月17日
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