2016年10月21日

辛苦を味に変える

「霜に打たれた柿の味、辛苦に耐えた人の味」・・・、軒端に吊るされた渋柿は冬の寒天にさらされ、霜に打たれることで何ともいえない味をだします。人間も辛苦に耐えることで人としての風味を増していきます。

しかし、柿は霜に打たれれば確実に旨味を増しますが、人間は辛苦に耐えればそれでいいのでしょうか。

辛苦を味わうことで人の痛みがわかり、思いやりに溢れた滋味を身につける人がいます。しかし、辛苦の経験が偏狭さとなり、傲岸不遜、悪どくしたたかになってしまう人もいます。

大事なのは辛苦そのものではなく、耐えるというその一語の重さにあります。

辛苦を味に変えるような人生をこそ、生きたいものです。
posted by 田村 季山 at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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