2016年12月17日

喜びの種を蒔く

寝たきりで、すべて人の手を借りる暮らしをしていたおばあさんがおりました。自分が不甲斐ないのか、世話を受けながらいつも不機嫌でした。

ある時、一人のお坊さんから、お金、財産がなくても誰でも七つの施しができるという「無財の七施」という話を聞きましたが、「でも、私はこんな体で人に与えられるものなんかありません」と言いました。

お坊さんは、「あなたにも与えられるものがあります。人にしてもらったら、手を合わせて、ありがとうと言えばいい。言われた人はきっと喜びますよ。感謝のひと言で喜びの種をまくことができます」と言いました。

おばあさんは、涙を流して喜んだといいます。人は日常のささやかな行いによって喜びの種をまき、花を咲かせることができます。
posted by 田村 季山 at 03:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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