2017年04月29日

子供の世話になるのは当たり前なのでは?

日本では年金、医療、介護制度等々の整備で、老親が子どもの世話になる割合が少なくなりました。しかし親が子どもの世話をする、子どもが親の世話をする、これは家族の自然のサイクルではないでしょうか。

老人福祉が充実してゆく度合いに応じて、家族関係が希薄になってゆく、とくに親子の扶養関係のサイクルが崩れてゆく、ひいては家族関係が壊れてゆきます。老後、子供の世話になる必要がない、子どもを産み、育てる必要がない。こう、意識的あるいは無意識に考える人が増えてゆきます。

ところで、精神的にはもとより経済的にも、老後、親が子どもにパラサイト(寄生)しないですますことができるでしょうか?不可能でしょう。たかが老人福祉の充実程度のことで、人間がその発生以来維持してきた親子の寄生関係を希薄化あるいは破壊してもいいのでしょうか?破壊してもいい、と言い切れる人は親も子も無視しても生きることができるニヒリストか、とんだ見当違いをしている人かのいずれかです。
posted by 田村 季山 at 03:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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