2017年11月10日

人をどうこう言えるほど自分は立派なのか?

自分というものは、人のことを、どうこう言えるほど立派ではありません。

「あの人はまちがっている」と指摘しても、自分がその立場になったら、同じことをする可能性があるのです。

「あの人は嘘をつく、けしからん」と言っても、自分だって不利になったりその場を逃れようとすると、思わず嘘をついてしまうんじゃないでしょうか。

「あの人は頼りにならない」と言っても、自分が同じ立場になったら、人から信頼される振る舞いができるでしょうか。
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2017年11月09日

問題を解決するためには・・・

問題解決するためには、まず自分のエゴに気づくところが出発点です。

「あなたのためにやっている」と思っているところに、問題があるのです。

「人のため」といいながら、「自分のため」にやっていることが多いでしょう。

「やらせてもらって、ありがたいです。充実感が得られて幸せです」という気持ちがあれば、うまくいきます。

結局、すべては自分のためにやっていることなのですから。
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2017年11月08日

周りと調和して生きる

生きるとは、互いに協力しあうことで成り立っています。「お互いさま」なのです。

生きることは他人の世話になることであり、自分も人の役に立っていることです。

そこがはっきりわかっていれば、成功をおさめることができます。
うまくいかなくて充実感を得られない人生は、自分に対してもまわりに対しても、嫌な気分をつくります。

そういう人は、自分の失敗を他人や社会のせいにします。そうしてまわりの調和を崩し、反作用で自分が苦しむことになるのです。

個人が充実感を感じるか不満を感じるかによって、社会の平和は左右されるのです。
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2017年11月07日

依存症のキャリア・・・ではいけない。

私たちは、みな何かの「依存症」にかかっていると言えます。

今は依存症でなくても、次の瞬間に依存症にかかることもあります。
いわば依存症のキャリア(保菌者)なのです。

お酒や賭け事に依存するのは悪いと決まっていますが、「いいこと」に依存していることがあります。それはどうでしょう。

例えば、ボランティア活動、平和活動、地域活動などはいいことです。

しかし、いかに「いいこと」でも、それに依存すれば、やはり自分を見失っていくのです。

いいことでも、依存して行えば、いい結果にはなりません。
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2017年11月06日

何事にも固執しないこと

「私は菜食主義で肉は絶対に食べない」などと固執していると、そのことが強いストレスになります。

また、肉や魚を食べる人に対して、軽蔑する心が出てしまいます。

それは、「自分が正しくて相手が悪い」という「怒りの心」なのです。

最良の食品を摂取しても、それを毒にしてしまいます。それは、愚かなことです。
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2017年11月05日

一瞬を充実させて「生」を愉しむ

雑事に忙殺されて慌しく過ごした時間も、反対に漫然と無為に送った時間も、共に永久に失われます。

内的に充実した、いわば「生けるしるし」を刻んだ時間は、永遠なるものにつながり、永遠の相をおびます。

時間は、一年も一日も瞬間、瞬間から成り立っています。過去は、既に去って今ここにないもの。未来は、まだ来なくて今ここにないもの。

ですから、時間を大切にする方法は、現在のこの一瞬を大事に扱う以外にありません。

内的充実を図るとは、具体的にどうすることか。自分にとって真に有意義なものにすること。自分の一生にとって意味と価値のあるものにすることです。

こういう生き方の継続、蓄積によってのみ、死は必然の有限なわが生涯に永遠性を宿らせることができます。

吉田兼好の有名な一文、「存命の喜び、日々に楽しまざらんや」で言う楽しみは、もとより、つまらない享楽ではなくて、実存的な「生」の充実の喜びをあざやかに実感し、ありがたく思い、満喫する楽しみです。

この喜び、この楽しみは、閑暇をみずからの意志で獲得し、確保し、その閑暇を自覚のもとに自由に使うことによって感得され、維持されるものです。
posted by 田村 季山 at 03:37| Comment(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

短い人生に憂いをいだくことはない

人生は普通、百歳にも満たない、たいていの人が百歳までは生きられません。

それなのに、どうして人は千年分もの「憂い」を心にいだくのでしょう。どうして、楽しみを先に延ばして、まさに「今」という時を逃すのでしょう。

あてにならない未来を待っても何にもなりません。

シニアから老年期となるにつれ、心配性、取り越し苦労の傾向をおびる人が少なくありません。寿命の何倍もの年月の憂いを背負い込む、一人で十人分くらいの憂いを引き受けるようなことは、やめましょう。

考えてもどうにもならないこと、埒が明かないことは考えない。考えるのは、しばらくお休みとする。取るに足りないこと、どう転んでも大事でないことは、パッと放念する。成り行きに任せても済むことは、任せる。

憂いごとの材料を自分の心の中で次々に生み出さない。自分の心を憂いごとの生産工場にしないことです。
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2017年11月03日

足るを知る者は富む

仏教では「三垢(さんく)」(人間に生きている限りついて回る三大煩悩)の筆頭に「貪欲」を挙げています。

「金銭欲や物質欲は、生まれつき具わっている以上、致し方ないさ」「そういう欲があるからこそ、ヤル気も出てくるのだ」という見方もあるかもしれません。

しかし、欲望の本質をなす「際限のなさ」は、終局には人を悩まし苦しめることを仏教は熱心に説きます。

光武帝もまた、「人は足るを知らざるに苦しむ」と喝破しています。苦しむという点に注目し、この一事に深く思いを致すことが肝要でしょう。

壮年期、働き盛りの時期であれば、まあ、百歩譲って「致し方ない」と認めるとしても、現役引退の年代となったら、断乎、「足るを知る」べきでしょう。

これは、苦を避け幸いを招く必須の条件なのですから、一生のうちの後半生は足るを知る生活をしましょう。

満足することを知っている者は、たとえ金銭面・物質面で貧しくても、精神的に豊かで富んでいます。
posted by 田村 季山 at 03:26| Comment(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

シニアになったら楽しみが伴う努力を

奮闘努力、刻苦勉励、歯を食いしばり、克己心を奮い起こして頑張るのは、壮年期まででいいんです。シニアになったら、楽しみが伴う努力をする。

楽しみが含まれている努力をする、楽しみながら努力をする、楽しみの欠けた、または楽しみの乏しい努力はしないという基準を設けておくといいでしょう。

もちろん、努力は必要です。全然努力なしの楽しみだけ、ということでは、当人の成長に役立たないし、ただの「暇つぶし」「気晴らし」「慰み」にすぎないもの、しがない「すさび事」に堕してしまうかもしれません。が、楽しみ抜きのガンバリズムは、感心できません。
posted by 田村 季山 at 03:35| Comment(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

人生は完結させなくていい

何かしていないと落ち着かない。何もしないで、ぶらぶらと時を過ごしていると、罪悪感のようなものを覚える。前もってスケジュールを決めておかないと気がすまない。スケジュール通り取り運んでいる最中に、予期しない人が来るとか、何か邪魔が入るとイライラする。

どのくらい時間が経ったか、今、何時何分かが気になる。チラチラと視線が時計に行く。いつでも腕時計がはなせないし、腕時計をしていないと不安になる。

無駄な時間を空費してしまうと、そのあと、翌日とかには格別に頑張って、無駄の埋め合わせをしておかないと気がすまない。几帳面で、責任感が強い・・。

いかがでしょう。あなたの周りに、こういうタイプの人はいませんか。

ひょっとしてあなたご自身に、あてはまるところはないでしょうか。
もし該当するなら、どうしたらいいのでしょうか。

それは、人生というものは未完成の作業、仕事、出来事から成り立っているという真実を認識し、それを受容することなのです。

そうなのです。人生とは元来、未完成のもの、未完成のまま閉じるものなのです。
物事、特に時間の迅速さに動揺しないで、平然として、泰然自若さ、のどかさを心に養っていきましょう。
posted by 田村 季山 at 03:25| Comment(0) | 健康・老い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする